お客様に楽しんでいただく
環境を整える、PDCAを回す日々
一人一人が考えて動くチームを目指して
社会人8年目で中途入社されたS.Oさん。
現在、ポケモンセンターシブヤの店長として、どのようなミッションに挑戦しているのでしょうか？
自分が好きなものを多くの方に伝える仕事がしたい
入社前に磨いた「ヒアリング・提案力」「タフさ」「分析力」が、今につながる
S.Oさんがポケモンセンターに入社するまでの流れを教えてください。
転職活動を通じて、これまでのキャリアを振り返ったときに、「自分が好きなものこそ熱量を持って伝えることができる」という思いに気付き、自分が好きなものを多くの方に伝える仕事がしたいと強く感じるようになりました。
そこで、学生時代にハマっていたポケモンに関わる仕事にチャレンジしてみたいと思い、社会人8年目の時期にポケモンセンターに入社を決めました。
入社前は、紅茶の専門店で働いており、お客様のご要望に合わせた最適な提案を行い、丁寧な接客を心がけていました。また、青果店で働いていた頃は朝早くから夜遅くまでタフに働き、重い商品の運搬をこなす一方で、商品の値引きタイミングを見極めるなど、さまざまな分野で経験を積みました。
入社前に身につけた、お客様のご要望を叶える「ヒアリング・提案力」、緊急対応があっても冷静に対応できる「タフさ」、店舗のお客様の流れを読む「分析力」などのスキルは、現在の仕事で大いに役立っています。
入社後から現在までは、どのようなキャリアだったのでしょうか？
振り返ると、入社後からポケモンセンターシブヤの店長になるまでは、目まぐるしく状況が変化した数年間でした。
入社1年目は、池袋にあるポケモンセンターメガトウキョーに配属されました。前職で経験のないイベントを中心に覚えていこうと意気込んでいたのですが、入社後すぐに新型コロナウイルス感染症が流行し始めてしまい、縮小営業をすることになりました。ポケモンセンターとして、イベント開催やオペレーションなど、多くを変える必要のあるタイミングだったことを覚えています。
2年目は新型コロナウイルスに関する制限も少し緩和されたため、新発売のゲームをお披露目するセレモニーイベントを行うことができ、売り場・人事・イベントの一通りの業務を経験することができました。また、ポケモンカードゲームの人気が非常に高まっていた時期だったので、「どのように販売したら安全に届けられるか」を考える全社横断型のタスクフォースに、店舗の運営と並行しながら関わっていました。
その後、状況が徐々に回復し、インバウンドが戻り始めている時期に、ポケモンセンタースカイツリータウンの副店長になりました。コロナ禍でスタッフの新規採用を止めていたため、いかに環境を整えていくかに注力しつつ、店舗イベントもできるようになり、コロナ禍前と同じような運営ができるようになったフェーズでした。
社員・スタッフのタスクを仕組み化し、お客様に楽しんでいただく環境を整える
ポケモンセンターシブヤの店長になった今のミッションは、何ですか？
お客様一人一人のご期待に応えるための仕組みづくりを行うことが、最大のミッションです。
ポケモンセンターシブヤは、近年、非常に多くの海外からのお客様にお越しいただく場所となっており、世界的なポケモンへの熱量の高さを強く感じています。
一方、お客様一人一人のご期待に応えるための努力が日々強く求められる環境であり、より効率的なマネジメント体制が必要とされます。
また、ポケモンセンターシブヤは、入り口でミュウツーがお客様をお迎えしていたり、全体的に黒と白い光を基調とした内装など独特の世界観を演出していたり、「ポケモンデザインラボ」でオリジナルTシャツづくりができたりするなど、さまざまなチャレンジを行ってきた店舗です。
今後は、もっとたくさんのチャレンジングな企画に挑戦することで、お客様のご期待をさらに上回るようなポケモン体験をお届けしたいですね。
ミッションを達成するために、どのようなことを心がけていますか？
小さなPDCAサイクルを素早く回し、日々の業務やオペレーションを改善することを意識しています。例えば、「お客様の待ち時間を少なくするために、どんな工夫ができるか」「どのような売り場だと新商品が手に取りやすいか」など、社員と意見を出し合いながら一つ一つ取り組んでいます。
こうした地道な積み重ねが、お客様の期待を超えるポケモン体験を届けるための環境づくりにつながると考えています。
S.Oさんはどんなチームづくりを心がけていますか？
一人一人が自分で考えて行動できるチームを目指しています。
私は、社員に細かく指示を出すというよりは、どんどん社員に任せていくことを大切にしています。
細かく指示を出したほうが目先の仕事は早く進む側面もありますが、メンバーの成長にはつながらないと思っているためです。
メンバーが相談しやすい関係づくりを常に心がけており、困っている様子を見たら、すぐにコミュニケーションを取って解決していきます。
自分でどのように対処するのかを考える時間をつくることこそが、社員自身の成長にもつながると考えているため、道筋は示しつつ、「どこまで伝えるか」の塩梅には気をつけています。
R.Sさんから見た店長のS.Oさん
店長のS.Oさんは、何か困りごとあったときにとても相談しやすい方です。
相談の中でも私の考えや意見を引き出して尊重してくださるので、自分のやる気にもつながっている実感があります。
「何かあっても、最後にはS.Oさんがいる」という安心感があり、大変お世話になっています！
S.Oさんが思う、店長が持つべき資質は、どんなところにあると思いますか？
まずは「自分が目指す理想を持つこと」だと思います。
ポケモンセンターの目指すビジョンと自分の理想を結びつけ、自らの意思を持って仕事に向き合うことが大切だと考えています。理想を言語化しないとメンバーには伝わらないので、ミーティングのときなどは、自分の理想は積極的に伝えるように心がけています。
また、「小さい壁を乗り越え続けるタフさ」も大切だと思っています。
小さい壁をどう乗り越えるのか？ という判断を、店長は日々求められます。最初は、うまく対処できずにメンバーに迷惑をかけることもたくさんありましたが、経験を積む中で、適切に判断することができるようになり、成長を実感してきています。
「ポケモンをどのように魅力的に見せるか」を考える仕事
そのために、自分自身も魅力的である必要がある
S.Oさんの今後の展望を教えてください。
まずは、ポケモンセンターシブヤでお客様のご期待を大きく超えられるような店舗づくりを行っていきたいです。
また、海外からのお客様のポケモンへの熱量を身近で感じており、もっと世界にポケモンを届けたい！ という思いが、ポケモンセンターシブヤに来てからとても強くなりました。
いずれはポケモンセンターの海外進出に携わりたいと思っています。
これからポケモンセンターを目指す方へ、メッセージをお願いします。
自分磨きが好き、かつ、ポケモンのために労力を惜しまない方は、とても楽しく働ける環境だと思います。ポケモンという影響力の強いブランドに頼るだけではなく、ポケモンをどのように魅力的に見せるかを考えることが重要です。そのためには自分が魅力的である必要がありますし、そうであるために努力できる方が、チャレンジできたり、仕事を楽しめたりするのではないかと思っています。
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