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Special Interview 「『Pokémon GO』がつなぐ新しいコミュニケーション」

ユーザーエクスペリエンスを加速させる新機能が次々リリース

2016年に登場した『Pokémon GO』。リリース直後に「社会現象」と呼ばれるほどの一大旋風を巻き起こしましたが、その人気は今なお衰えることはありません。そこにはアイディア溢れるさまざまな“仕掛け”がありました。2018年末の状況と様々なチャレンジについて、ディレクター Pokémon GO推進室 室長の江上周作さんに聞きました。

Pokémon GO推進室
室長

江上 周作Shusaku Egami
2015年1月から『Pokémon GO』プロジェクトを担当。

ゲーム内イベント、リアルイベントともに活性化

リリースから2年が過ぎましたが、今なお、『Pokémon GO』の勢いは衰えていませんね。

リリース直後の印象があまりにも凄かったので、2018年の初めは「今はずいぶん落ち着いたね」という声がちらほら聞こえていましたね。そうした中で私たちは、「みんなが遊んでいる状態を見える化」するために、さまざまな施策を検討し、実施してきました。ゲーム内で毎月1回開催される「コミュニティ・デイ」や、アメリカやヨーロッパ、日本でも行われたリアルイベントなどはとても注目が集まり、「『Pokémon GO』は、まだ盛り上がってる!」と再確認してもらうことができたと思っています。プレイしている人がまた数多く屋外でも見られるようになったことで、「周りでやっている人がいるから、また始めました」という声も聞かれるようになりました。プレイしている人が増えたことで、「コミュニティ・デイ」の日だけでなく、2017年リリースされた「レイドバトル」などでも、今でも始まると人がわっと集まったりする光景に出会うようになりました。商店街を歩いていると人が集まっているので『誰か有名人が来ているのかな?』と思ったら実はみんな「レイドバトル」で伝説のポケモンに挑んでいた、ということもあります(笑)。

どういったことがユーザーの皆さんを惹きつけているんでしょうか。

2018年は3月末に、毎日何かしら遊べる小さな達成目標をゲームの中に作ろう、ということでポケモンを何匹進化させようとか、特定のポケモンを何匹捕まえよう、みたいな小さなタスクを達成してご褒美が手に入る「ポケモンリサーチ」機能がリリースされました。さらに6月には「フレンド」という友達を登録する機能も加わり、フレンドとポケモンを交換できるようにもなりました。「フレンド」機能には友達に「ギフト」を送るという遊びがあります。「ポケストップ」で手に入った「ギフト」にはポケストップの写真と、場所の名前がついているので、遠くの友達からポストカードが届くイメージで、誰かから送られたら送り返したくなるのか、普段から多くの方に触ってもらえています。Pokémon GO推進室のメンバーで、以前秋葉原でオランダ人と知り合い、フレンドになった人がいるのですが、帰国したその人から、オランダの異国情緒あふれるギフトが届くようになったそうです。
いろんな場所からのギフトが届くことで、「今、旅行中なんだ」「出張中なんだ」と分かったりして、
周りの人が『Pokémon GO』を遊んでいるのがわかることで、人と人とのつながりが作られるようになりました。原作となるゲームソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が登場してから20年以上たって『Pokémon GO』があるわけですが、原作の世界観を大切にしながらも『Pokémon GO』の位置情報ゲームならではの遊びを現実世界でどう表現するかは、日々考えるところです。また、『Pokémon GO』は開発当初から、日本だけでなく世界中の方に楽しんでもらうことを念頭に置いているので、海外を最初から視野にいれて考えると違う発見もあります。

楽しさと驚きを提供し続けたいという想いは、今までもこれからも変わらない

2018年11月にリリースされたNintendo Switchソフト『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』
『ポケットモンスター Let's Go! イーブイ』との連携はとても面白いものでした。

『Pokémon GO』にも関わっていただいているゲームフリークの増田順一さんからの、「ぜひ、新しいタイトルと
『Pokémon GO』を連携したい」という話からスタートしました。その中で考えられたのが、「メルタン」という新しいポケモンです。これまで新しいポケモンは映画や原作のゲームソフトで初めて登場することが通例となっていたのですが、
今回は『Pokémon GO』というアプリに世界初登場する、というチャレンジをしました。それも、告知もせず登場するようにしたんです。これは、宣伝チームからの素晴らしいアイディアだったのですが、9月22日に行われた「コミュニティ・デイ」が終了した直後に告知もせず、サプライズでいきなり出現するようにしました。この、『Pokémon GO』で初めて、未知のポケモンを登場させる試みは大変な反響がありました。

「トレーナーバトル」も始まりましたね。

ポケモンは捕まえる、交換する、対戦するというのが大きな遊びの柱になっています。「フレンド」機能によってポケモンの交換ができるようになり、今までは捕まえられて良かったな、で終わっていたのが、他の人に交換してあげよう、という行動へ繋がり、遊びの幅が更に広がったと感じています。「トレーナーバトル」は、これまで楽しくポケモンを捕まえていた人達が、いきなり他人と1対1で対戦するのは怖いのではないかと思っていたので、フレンドとギフトを送って仲良くなって、ポケモンの交換もするようになったら、次はちょっと対戦で腕試ししてみようか、という流れで自然に受け入れていってもらえたら、と考えていました。ガチで対戦して勝った負けたを競うゲームではなく、対戦相手とポケモンの会話が弾むような、カジュアルな体験になるように注力しました。

『Pokémon GO』はこれからも進化していくのでしょうか?

もちろん、進化はし続けないといけません。最初の『ポケットモンスター 赤・緑』は1人で遊ぶだけで終わらない、閉じない遊びを目指して作られました。ゲームボーイを持って友達の集まっているところに出かけて行って通信ケーブルをつないで遊ぶ。「交流の面白さ」を大事にする思想を最初から持っているんです。一人で遊ぶのも楽しいけれど、他の人とつながることで、もっと面白くなる遊びを今後も考えていきたいです。世界規模で遊ばれている『Pokémon GO』が、世代や地域を超えたコミュニケーションツールとしてさらに進化していくためにはどうしたら良いか?を常に考えて、新しい楽しさや驚きを提供していけるよう尽力していきたいと思っています。

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