Special Interview

Pokémon x 新世代 「最初の1年を振り返る」

さまざまなスキルと可能性を持った、個性豊かな若者たち。株式会社ポケモン入社して感じたこと、そこで得た経験とは。

 
  • アジア事業部
    石黒
    慶應義塾大学 経済学部
    経済学科
  • Pokémon GO推進室
    京都大学 大学院 薬学研究科
    薬科学専攻
  • 中国事業部
    天天
    京都大学大学院 工学研究科
    材料工学専攻 工学博士
  • プラットフォーム戦略部
    東京大学大学院 薬学系研究科
    薬学博士
  • 営業企画部
    山口
    東京大学 人文学科
    言語学専修
  • プレイヤーリレーション部
    チャチャ
    東京工業大学 工学院
    経営工学系 経営工学コース
  • ブランド管理部
    東京大学大学院
    総合文化研究科 広域科学専攻
  • 商品部
    伊藤
    東京都立大学
    システムデザイン学部
    システムデザイン学科
    インダストリアルアートコース

入社を決めた理由は何ですか?

(石黒)「自分の仕事が誰かの思い出や明日への活力につながっていくこと」
(星)「ここでしかできないことがある」

伊藤一番の理由は、小さいころからポケモンが大好きだったからです。
しかも、株式会社ポケモンはさまざまな事業や活動を行っていて、可能性を狭めずにいろいろなことをやってみたい私にとって、とても魅力的な環境でした。

天天私もポケモンが大好きで、ポケモンに関わる仕事をすることが昔からの夢でした。一度きりの人生だから、たくさんのことを経験したい、チャレンジしたい、という想いで入社を決めました。

チャチャ2人と似たところもありつつ、私の出身国であるタイは、日米欧と比較するとまだまだ伸びしろがあるところが面白いです。自分の学んできたことや言語力、感覚をフルに生かしてポケモンの世界展開を盛り上げることに、とてもワクワクしています。

私はアニメを見始めてポケモンを知り、次第にゲームにハマっていきました。1人で遊ぶだけではなく、人とつながって世界や体験が豊かになったことに感動したんです。この感動を、もっと多くの人に届けたいと思いました。

石黒こういう感じで、いろんなバックグラウンドを持った人たちの共通の話題になって盛り上がっていることが、ポケモンの良さなんだと思います。家族でイギリスに住んでいた頃、異国の友人たちとポケモンで盛り上がっていたあの感覚は、今でも忘れられません。多様な人の心に響くポケモンと向き合う自分の仕事が、誰かの体験や明日への活力につながっていくことを思うと、毎日楽しく取り組めます。

私も、ポケモンを通じて出会った人たちとのつながりで、人生が変わったというくらいの経験をしていますので、人との交流を生み出すことの可能性に強く惹かれています。それが、「ここでしかできないことがある」という理由にもなっています。

山口私は、面接の中で社員の方から伺った、「私たちはポケモンのことだけを手掛ける会社だから、ポケモンが永く愛され続けるように日々努力する。それができなくなったら、会社ごと終わるんだという覚悟を持って仕事をしている」という言葉に、衝撃を受けました。働く人たちの目的や想いが揃うことで生まれる力を、自分なりに感じ取れた瞬間だったと思います。

その考え方は私も好きです。今ある人気や影響力を利用して短期的な利益をあげることではなくて、時代の奔流に飲み込まれない強さや長期的に持続する価値を生み出すことを目指す姿勢に感銘を受けました。自分自身もここで進化し続けていきたい。ポケモンの魅力を、もっと世界に広げていきたいです。

入社後、会社の印象はどうですか?

(山口)「多彩な経験や個性を生かしている」
(チャチャ)「仕事が好きな人が多い会社だと思う」

山口想像以上に幅広い経歴を持った人たちが働いていて、それぞれの多様な経験や個性を仕事に生かしている印象です。新しいテーマや課題に取り組む上でも、それぞれの得意なことや知識・経験を持ち寄って立ち向かっていける強さがあると思います。

助け合うことが根付いているというか、より良くするために力を出し合う、結集するということが自然になっていますね。変化や競争が激しい業界ですので、入社前は同僚の間でも競争する環境なのかもしれないと想像をしていたのですが、皆さん親切で、嬉しい驚きでした。

伊藤気さくな方も多くて、話しかけやすい雰囲気です。入社してすぐの時期は特に、質問をさせていただく機会が多いですが、分かりにくい質問も受け止め、丁寧に答えていただいたことが、印象に残っています。

オフィスもオープンで、他の部署の方とも話しやすいです。それぞれの事業やプロジェクトが連動して大きな波をつくっていく、ポケモンらしい環境だと思いました。

石黒私も、誠実で優しい方が多い印象を持っています。ポケモンと向き合うために求められる誠実さや責任感が、一緒に働く仲間への向き合い方につながっているような気がしています。仕事に求められるクオリティは厳しいですから、決して会社全体が甘い環境ということではありません(笑)。

それと似たような話で、自由度が高く発言できる環境について、自由だから楽というわけではないんだな、と思ったことがあります。年代や経験年数によらずに、ポケモンのためになることなら何でもOKという姿勢で意見を出し合うことができる半面、自由度が高いからこそひとりひとりが考え抜くことが鍵になってきます。

チャチャ今の話も含めて、仕事が好きな人が多い会社だな、と思いますね。もちろん大変なときもありますけど、全体的に賑やかで、生き生きとしていますよね。

石黒自分たちが関わった企画が実現して、世界中たくさんの人たちに喜んでもらっている、という実感があるからだと思います。お祭りの準備期間と当日が次々来るみたいな感じ。うまく伝えられているでしょうか?(笑)

天天わかります(笑)。誰かに楽しんでもらいたいと思って準備することって、大変だったとしても、準備中からワクワクするじゃないですか。そういうことですよね。

入社後、自分の変化について教えてください。

(余)「仲間のスタンスが、1人1人の積極性を引き出している」
(趙)「この仕事をやり続けてきた先輩たちのすごさを感じる」

チャチャ短期間で日本語のスキルが上がりました。わかりやすく表現すること、魅力を最大限に伝える方法について考えること、調整やディレクションの業務を行うことで鍛えられたと思います。ほかにも、入社当初は少し受動的なところがありましたが、周囲の方々のサポートによって、安心感を持って主体的に動けるようになったことが挙げられます。

私も、日本語で自分の意見を語る、提案するということができるようになって、自ら発信する機会を増やすことができたと思います。学業では困ることがないレベルの語学力があっても、経験豊富な人たちと一緒に仕事をする中で自分の意見を言うのは、勇気が必要です。以前は、自分の気持ちや細かいニュアンスを適切に伝えられるか、という点で不安がありましたが、次第に一緒に働く仲間のスタンスに心理的安全性(psychological safety)を感じて、積極的になれたと思います。

天天私もコミュニケーション面で自分の成長を感じました。もともと自分は人とのコミュニケーションがうまいほうではない、と思っていました。大学で働いていた母の仕事の都合もあって、幼少期から高校卒業までの多くの時間を大学のキャンパス内で過ごしましたし、自分の大学生活では北京で寮に入り、日本に来てからも研究活動に打ち込んでいて、幅の広い人付き合いが無かったからです。入社後にいろんな仕事を経験させてもらって、会社や立場、年代の違うさまざまな人たちと向き合うようになり、少しずつ手応えを感じるようになりました。

さまざまな人たちと話す中で、自分の中での意見の軸を強く意識するようになったと思います。面白いかどうかって、けっこう主観的なものになりがちですよね。チームとして一つの答えをまとめ上げていく中で、なぜそうしたほうがいいと思うのか、ということをしっかりと示すことができるように、考える習慣がついてきました。

伊藤私はポケモンセンター・ポケモンストアで販売する商品の企画を行う業務を担当しているので、街にあふれる商品一つ一つに込められた企画者の意図に想いを巡らせるようになりました。製造コストの感覚や時代背景、ターゲットなど、これまでにはなかった視点でモノを見るようになった気がします。

山口物事の見方が変わったのは、私も似ています。今までは、ポケモンを見ていても、わりと単純に「かわいいな」「かっこいいな」というような感想だったのが、ポケモンのことをよく知らない人からも「いいね!」と思ってもらえるような魅力の伝え方について、考える機会が増えたと思います。

社内でもよく言われている、「自分たちの企画やプロモーションで、ポケモンに新たなパワーをもたらすことができるか」という観点ですね。私は企画やプロダクトの監修を中心に行う役割なので、日々の仕事の中でそのことについて考える機会が多いと思います。
既定の監修ルールに沿って、「これはダメです、できません」と返答することは簡単なのですが、企画の意図を理解しようと努力して、より良い形で世に出せるものにするためにはどうすればいいのか、ということを一生懸命考えることを大事にしています。とても難しいので、この仕事をやり続けてきた先輩たちは本当にすごいと思います。

応募を検討している方に、メッセージをお願いします。

(伊藤)「やりがい・やりごたえを望む方にお勧めの環境」
(天天)「博士号を持っている人の強みを事業に生かせている、珍しい会社」

伊藤1年目から貴重な経験ができ、大きなやりがいを感じました。やりがい・やりごたえを望む方に、お勧めの環境です。

山口オンライン、オフライン問わずさまざまな形で、ファンやユーザーの方の熱量や喜びを感じることができる仕事だと思います。自分やほかのたくさんの人が好きなポケモンを、もっともっと広めたい! という想いを持った方と、一緒に働きたいです。

石黒自分が担当する仕事の中で、自分がまだ訪れたことのないインドのライチュールという都市の方から「ポケモンだいすきだよ‼」というコメントをいただいたとき、何か元気をもらった気がすると同時に、世界中で人をワクワクさせ続けるポケモンをもっと輝かせたい、と強く思うようになりました。「それ楽しそう!」と思う方、ぜひご応募ください。

天天博士号を持っている人の強みを事業に活かせている、珍しい会社だと思います。博士だけれど研究活動以外のことにも興味がある方、ポケモンが大好きな方に、お勧めします。

ポケモンのことを大事に考え、長期的な視点を大切に努力してきた強みのある会社だと感じています。そこに共感できる人は、きっと相性がいいと思います。

自分が考えたアイディアが採用されて、実現されるときの嬉しさ、そしてそれを世界中のユーザーに遊んでもらえるドキドキ感が、存分に味わえる仕事です。

チャチャそれぞれ大きな仕事を担当している中でも、いつでも話したり聞けたりする雰囲気を作ってくれる先輩や上司は、本当にすごいと思います。キャッチアップして、早く活躍できるようになりたい、という気持ちに応える環境があると思います。

自分が面接に参加したとき、自己紹介や志望理由のような形式的なものではなく、研究テーマや得意なこと、好きなことについてたくさん質問をもらって、「この会社は、ほかと違うな」と思いました。スキルだけでなく、パーソナリティも大切にする会社だと思います。